広告塔移設工事 | 貞宝カントリー倶楽部様

さてさて今日は看板屋の施工をちょっとご紹介。

お題は、広告塔の移設工事です。


貞宝カントリー倶楽部様の広告塔を移設することになりました。
道路拡張のため移設する必要がでたそうです。

この広告塔は１０年以上前に当社が施工したもので、頑丈な鉄骨構造にしたおかげで今でも十分にしっかりとしています。

広告塔の移設は、まず最初に今まである場所から撤去する必要があります。

コンクリートの基礎が入っているので、それごと取るのは非常に大変です。
広告塔が大きければ大きいほど、基礎もしっかりしています。
そんな場合は、根元でちょん切っちゃいましょう！

脚は短くなりますが現場の作業時間は激減しますし、なにより基礎をつけたまま引っこ抜くことは大変ですし、下手な撤去の仕方をすると看板本体が歪んでしまう原因にもなります。

アンカーボルト式の基礎ならば、少しハツレばボルトが出ますので、その場合はキチンととりましょう。

足を切って撤去したままでは移設先で埋める分がありませんので足を延長する作業をします。


足が継いであるのがわかりますか？

アップにするとこんな感じです。


この時、継いだ部分だけを溶接すると弱い構造の足になってしまい、台風などの際にはとても心配です。
というわけで、必ず柱のパイプの内側に補助の金具を溶接します。
よく見ると、柱に縦の溶接跡があることが分かりますか？
これで丈夫な柱になりました。


今回はパネルサインも追加しました。
設置してある場所が変わるので案内看板の内容も変わります。当然ですね。


そして、広告塔の上部もせっかくなので塗装をし直してきれいにします。
亜鉛めっきの鉄板を使って板金加工をしてあったので、錆もなくまだまだ行けます。
しかし塗装はそんなわけにはいきません。５年もすれば大体の塗装は色褪せが目立ち始めます。

最近は塗装で仕上げる看板（柱などを除く）は少なくなっていますが、一定期間ごとに塗り直しをすることをお勧めします。

さてさて、そんなこんなで準備完了！！！！

今日はいよいよ新しい場所に取付です。
完成をお楽しみに。